オクター 鹿の群れに出会う - 2012.03.30 Fri
オクターと家の近くの山に散歩に行く時、時として鹿に会うことは、既にこのブログでも何度か紹介していますが・・・、
いつも大体会うのは2頭位で、多くても3・4頭というところでした。
しかし先日、また山を散歩しようと山道に入ったところ、入ったばかりの所にまた鹿がいました。なんでか、家の近くに住む鹿は、人が多く通る場所から数十メートルも離れていない所にいたりするので驚きます。昔のように猟銃で撃たれたり、罠にかけられることもなく、人間が怖いものという認識がなく、慣れてしまっているんだと思いますが・・・。
で、「おお!また鹿がおるで、オクター。」等といいつつ更に見渡して、「お!今日は3頭・いや、4頭おるなあ。今日は結構おるなあ。」などと言っていた中で、近づく僕達に逃げた鹿の行く方向に目をやると、なんと、7,8頭の群れがこっちを見ているではありませんか。
流石に、こんなに多くの鹿を見たことはなかったので、驚きました。小さな鹿から大きな鹿まで、結構いろいろな大きさの鹿がいたので、老若男女取り揃えての群れだったのだと思います。
この群れには、いつも大して反応しないオクターも、流石に反応し、珍しくちょっと興奮して、更には追いかけようとするような素振りをして、おっちゃんにとめられていました。
しかし、街中の小さな山でこんなに鹿がいるとは、完全に生態系が崩れているとしか言えない状態です。鹿の食害で山がハゲハゲになったりしないかちょっと心配だったりしますが、無駄に鹿害を叫ばれて、処分という名目で殺されたりするのもかわいそうだなという気もします。まあこういうのも、人間の勝手な都合によるエゴ意見だったりする気もしますけれど・・・。
なお、鹿の群れは、しばらくおっちゃんとオクターを離れた位置から凝視し続けた後、それぞれビョーンビョーンといかにも鹿らしく、飛び跳ねて行ってしまいました。
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いつも大体会うのは2頭位で、多くても3・4頭というところでした。
しかし先日、また山を散歩しようと山道に入ったところ、入ったばかりの所にまた鹿がいました。なんでか、家の近くに住む鹿は、人が多く通る場所から数十メートルも離れていない所にいたりするので驚きます。昔のように猟銃で撃たれたり、罠にかけられることもなく、人間が怖いものという認識がなく、慣れてしまっているんだと思いますが・・・。
で、「おお!また鹿がおるで、オクター。」等といいつつ更に見渡して、「お!今日は3頭・いや、4頭おるなあ。今日は結構おるなあ。」などと言っていた中で、近づく僕達に逃げた鹿の行く方向に目をやると、なんと、7,8頭の群れがこっちを見ているではありませんか。
流石に、こんなに多くの鹿を見たことはなかったので、驚きました。小さな鹿から大きな鹿まで、結構いろいろな大きさの鹿がいたので、老若男女取り揃えての群れだったのだと思います。
この群れには、いつも大して反応しないオクターも、流石に反応し、珍しくちょっと興奮して、更には追いかけようとするような素振りをして、おっちゃんにとめられていました。
しかし、街中の小さな山でこんなに鹿がいるとは、完全に生態系が崩れているとしか言えない状態です。鹿の食害で山がハゲハゲになったりしないかちょっと心配だったりしますが、無駄に鹿害を叫ばれて、処分という名目で殺されたりするのもかわいそうだなという気もします。まあこういうのも、人間の勝手な都合によるエゴ意見だったりする気もしますけれど・・・。
なお、鹿の群れは、しばらくおっちゃんとオクターを離れた位置から凝視し続けた後、それぞれビョーンビョーンといかにも鹿らしく、飛び跳ねて行ってしまいました。
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| 2012-03-30 | オクター日誌 | Comment : 0 | トラックバック: : 0 |
オクター 船山に登る - 2012.03.28 Wed
久しぶりの山である、比叡アルプスに行った2日後の晴れの日、オクターはまたも山歩きに連れていかれたのでした。
この日は、先日行こうと思っていたコースを取ることに。雲ケ畑手前の市の瀬から、十三石山-氷室-船山-上賀茂神社-家といったコースです。
出発点の市の瀬までは、おばちゃんの車に乗せてもらって行きました。さすがにこの距離だとオクターのヨダレもそんなには出ず。けど距離が短くても、やっぱりヨダレは出るんやなあ、オクター・・・。
車から降り、林道になっているようなところに入っていき、出発です。
出発点近辺の地図 マピオン(http://www.mapion.co.jp/)より
http://www.mapion.co.jp/m/35.1034208333333_135.729898888889_8/
この林道であるらしい舗装道を、そのまま行ってしまうと、谷筋を歩くことになり、尾根道の登山道には行けません。という事で、しばらく歩いた所で、ちょうど渡れそうな場所があったので、川を渡って東側にある山に入りました。幸い、そこを渡るのは正解だったらしく、すぐにそれなりに踏み跡のある道にあたり、15分ほどそこそこ急な上りを登って尾根上へと出ました。
ここからは、しっかり踏み跡も分かる登山道になっていて、道中も荒れてもいないので歩きやすく、快適な山道をオクターと一緒にずんずん進んで行きます。
さすがは京都北山、周りは杉の木ばかりです。アレルギー性鼻炎持ちのおっさん、スギ花粉ではそんなに症状は出ないんですが、昨年の大量のスギ花粉ではかなりやられた感があったので、予防のためにこの日もマスクを着けて登っていました。ただ、マスクはいいんですが、花粉用メガネがマスクから上がる呼気の蒸気で曇る曇る・・・。メガネの曇り止め、全然効かんやんけ!!って事で、途中からメガネ無しで行くことにしました。
静かな杉木立を何度か過ぎ、小さなテープみたいなのがついた木のある所で、道がちょっと分かれていたので、「ここが十三石山山頂へ向かう道かな?」と思って良くテープを見てみると、果たしてテープに「十三石山」と書いてあったので、山頂方面へ。
着いた山頂からは、この間登った比叡山が綺麗に見え、その横には大文字山も。京都市街も見えて中々の展望です。しばらく休憩した後で、再び出発しました。
十三石山山頂からの景色
比叡山山頂を望遠×12で撮影
大文字方向
×12望遠で撮った大文字
少し引いて京都市街
相変わらずカメラを向けると
そっぽを向くオクター
ちゃんとこっちを向いたと思ったら
このブサイク顔・・・
春になって暖かくなってきたので
口があいてエヘヘ顔になることが
多くなってきました
山頂にあったプレート
木の高いところにもなんかあるなと思ったら
ここにも案内プレート
いたずら防止で高い位置なんでしょうけれど
色々と考える人がいるもんですな
再び尾根筋を歩いて行くと、しばらくして谷へと降りる形になり、降り切った所が満樹峠。(万寿峠)いくつか分岐になっていましたが、当初の予定通り南側へ行くルートへ入ります。
少し登ってまた尾根筋を歩いていると、十三石山山頂よりはるかに開けた場所にドドーンと出てきました。あまりにも景色がいいので、ここで昼食をとることに。
オクターに水をやり、その後家でサクサクっと握ってきたおにぎりにかぶりつき、京都市街が一望できる景色を十分に楽しんだ後、出発前に写真を撮りました。
北側から徐々に南側に向けて写真を撮ってみました。
静市市原のゴミ焼却場から
比叡山
岩倉市街地方面
京都産業大学(左手前)と大文字方面(中央右上)
鴨川と京都市中心部北側
京都市中心部南側
京都南部及び大阪方面
比叡山一本杉にあるテレビアンテナ ×12撮影
こないだ山歩きで行ったとこです
大文字 ×12撮影
もやっていて分かりづらいですが
画面中央に京都タワー ×12撮影
見晴らしのとても良い所から少し尾根筋を歩いていくと、今度は鬱蒼と茂った杉林の中、急峻な道を下っていく形になりましたが、これを下りきった所が、氷室の郷でした。
獣避けのネットゲートの紐を外して、集落の中に入り、ゲートを元に戻そうとしていたところ、「そのままにしておいていいですから。」という声が後ろから聞こえ、びっくりして振り向くと、すぐ横の畑に出ていたらしいおじさんが、笑顔で立っていました。
その横では、待ってろと言ったにもかかわらず、なぜかオクターがまとわりついていました。「こら!アカンがな!ああぁぁぁ、すんません・・・。」おっさん慌てておじさんに謝りつつ、オクターを引き離します。いやあ、おじさんが犬嫌いではなくて良かった・・・。
どこから来たんですかと聞くおじさんと少し話しをした後、集落の中を通りつつ、今度は船山方面へと向かいます。途中、氷室神社というのがあったので、ちょっと寄ってみました。
氷室神社前にあった案内板
(クリックすると、別ウインドウで拡大表示されます。)
氷室跡もあるとここで見たんですが、後戻りする形になるんで
面倒になって見に行くのはやめました
氷室神社
歴史を感じさせる作りです。
ちなみに、上側にある屋根と外側の枠組みは
朽ち果てかけている内側の木造建物の保存をするために
後に作られたもののようで、
屋根はトタンだったりします・・・
氷室神社を出た後も、アスファルトの舗装道をしばらく歩き、集落から外れるくらいの所で、林道となるような左への道へと入っていきます。ここもしばらくは舗装道でしたが、少しして未舗装になり、杉林の中を続いていきました。
途中、木を切るような音がしたのでそちらを見てみると、杉の木の上の方で作業をしているらしい様子が見て取れました。かなり手前の方にバイクが停まっていたので、それに乗ってきた方が、枝打ちの作業をされていたのでしょう。奥深い山での単独での作業は中々大変だろうなと思いつつ、更に杉林を抜けると、それまで軽トラなら走れるような広さだった林道は、また、狭い登山道へと変わっていったのでした。
そんな時、山で拾ったどでかい木をかぶって、ダッシュする犬が現れました。
この木をかぶったまま、オクターは数百メートル、
時にダッシュしたり、時に地面に置いてかぶりまくったりしていました
最終的には、おっちゃんに、
「そんなキチャナイもんかぶったり、
重たいのにかぶってダッシュしてたらアカン!!」と叱られ、
没収され、谷底に捨てられ、凹んでいました。
なお、諦めきれなかったのか谷底に取りに行こうとして
更におっちゃんに怒られていました・・・。
谷筋から再び登りに入り、そろそろ船山に近いなと言う所で、分岐に出ました。
分岐にあった案内板
右が氷室方面、左が秋葉山・京見峠方面
画面右にある白いのが上記案内板
右が秋葉山・京見峠方面、左が秋葉神社・尺八池方面
まっすぐは船山方面、右下方向へ行く道が秋葉神社・尺八池方面、
右手前へ登る道が秋葉山・京見峠方面
僕らは船山方面へと向かいます。
しばらく歩くと、船山頂上へと向かう左へ登る道があり、そこそこ急な直登系の道を登り切ってしばらく行くと、眺望もない雑木の中に、頂上の案内板が多数掲げてありました。ここが船山山頂のようです。
船山山頂
多数の頂上案内板
幼稚園児とかも登ってきてるんですね
しかしみんな、アイデンティティーの証明が大好きやなあ・・・
そしてこの頂上から少し下がって行くと、五山送り火の舟形で有名な、船山火床の上部に出てくるのです。で、ここで無粋な看板を発見・・・。その要旨は「船山は、五山送り火の火床のある神聖な山で私有地です。保全の為、今後の立ち入りを全面禁止します。 許可無く侵入した場合は警察などへ通報するなどします。」というもの・・・。
景色がいい故に、ピクニックをする人や登山者などが、ここで昼食を食べたり、果てはバーベキューなどをしたりして、ゴミを捨てたり、山を荒らしたりしたのかもしれませんが、私有地とは言いえかなり心の狭い対応で、これを見た時には正直かなりがっかりしました。
という事で、船山からの景色を見た後は、登山道を戻ってゴルフ場方面へ降り、登山道から普通の舗装道へと戻り、ちょっと歩いた所で、公道でありながらその脇に、「犬の散歩禁止。」という思い切り自分本位目線のある「寺」の看板を見つけて、「何じゃそら!仏の道を説くものの書くこととは思えん!!」と再び嫌なものを感じたりしながらも鴨川まで出たところで、ちょうど車で外出していてもうすぐ家に戻るというおばちゃんから、山歩きの様子を伺う電話が入ってきたので、街中のアスファルトをずーっと歩くのも疲れるので途中で拾ってもらうことにして、上賀茂神社を過ぎ、もうしばらく進んだ所で拾ってもらい、ラストはまた車に乗って、うちへと帰ったのでした。
12時頃出発し、10キロほど歩いての時間が16時位で約4時間。途中舗装路や終盤が舗装路だったことや、山道にもあまり高低差がなく、比較的フラットな感じだったために歩きやすかったこともあって、今回はそんなにはきつくない山歩きでした。
ただ、オクターは行き帰りに車に乗せられたことや、一日あけての再びの山歩きだったこと。そして山歩きの時は常に全力投球で、はしゃぎ、ダッシュし、遊びたくることもあって、今回もがっつり疲れ、帰って早めのご飯を食べた後は、またぐっすり眠りについたのでした。
おやすみわーん
オクター、あとどんだけ山にいけるかわからんけど、また行こな。お疲れさん!!
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この日は、先日行こうと思っていたコースを取ることに。雲ケ畑手前の市の瀬から、十三石山-氷室-船山-上賀茂神社-家といったコースです。
出発点の市の瀬までは、おばちゃんの車に乗せてもらって行きました。さすがにこの距離だとオクターのヨダレもそんなには出ず。けど距離が短くても、やっぱりヨダレは出るんやなあ、オクター・・・。
車から降り、林道になっているようなところに入っていき、出発です。
出発点近辺の地図 マピオン(http://www.mapion.co.jp/)より
http://www.mapion.co.jp/m/35.1034208333333_135.729898888889_8/
この林道であるらしい舗装道を、そのまま行ってしまうと、谷筋を歩くことになり、尾根道の登山道には行けません。という事で、しばらく歩いた所で、ちょうど渡れそうな場所があったので、川を渡って東側にある山に入りました。幸い、そこを渡るのは正解だったらしく、すぐにそれなりに踏み跡のある道にあたり、15分ほどそこそこ急な上りを登って尾根上へと出ました。
ここからは、しっかり踏み跡も分かる登山道になっていて、道中も荒れてもいないので歩きやすく、快適な山道をオクターと一緒にずんずん進んで行きます。
さすがは京都北山、周りは杉の木ばかりです。アレルギー性鼻炎持ちのおっさん、スギ花粉ではそんなに症状は出ないんですが、昨年の大量のスギ花粉ではかなりやられた感があったので、予防のためにこの日もマスクを着けて登っていました。ただ、マスクはいいんですが、花粉用メガネがマスクから上がる呼気の蒸気で曇る曇る・・・。メガネの曇り止め、全然効かんやんけ!!って事で、途中からメガネ無しで行くことにしました。
静かな杉木立を何度か過ぎ、小さなテープみたいなのがついた木のある所で、道がちょっと分かれていたので、「ここが十三石山山頂へ向かう道かな?」と思って良くテープを見てみると、果たしてテープに「十三石山」と書いてあったので、山頂方面へ。
着いた山頂からは、この間登った比叡山が綺麗に見え、その横には大文字山も。京都市街も見えて中々の展望です。しばらく休憩した後で、再び出発しました。
十三石山山頂からの景色
比叡山山頂を望遠×12で撮影
大文字方向
×12望遠で撮った大文字
少し引いて京都市街
相変わらずカメラを向けると
そっぽを向くオクター
ちゃんとこっちを向いたと思ったら
このブサイク顔・・・
春になって暖かくなってきたので
口があいてエヘヘ顔になることが
多くなってきました
山頂にあったプレート
木の高いところにもなんかあるなと思ったら
ここにも案内プレート
いたずら防止で高い位置なんでしょうけれど
色々と考える人がいるもんですな
再び尾根筋を歩いて行くと、しばらくして谷へと降りる形になり、降り切った所が満樹峠。(万寿峠)いくつか分岐になっていましたが、当初の予定通り南側へ行くルートへ入ります。
少し登ってまた尾根筋を歩いていると、十三石山山頂よりはるかに開けた場所にドドーンと出てきました。あまりにも景色がいいので、ここで昼食をとることに。
オクターに水をやり、その後家でサクサクっと握ってきたおにぎりにかぶりつき、京都市街が一望できる景色を十分に楽しんだ後、出発前に写真を撮りました。
北側から徐々に南側に向けて写真を撮ってみました。
静市市原のゴミ焼却場から
比叡山
岩倉市街地方面
京都産業大学(左手前)と大文字方面(中央右上)
鴨川と京都市中心部北側
京都市中心部南側
京都南部及び大阪方面
比叡山一本杉にあるテレビアンテナ ×12撮影
こないだ山歩きで行ったとこです
大文字 ×12撮影
もやっていて分かりづらいですが
画面中央に京都タワー ×12撮影
見晴らしのとても良い所から少し尾根筋を歩いていくと、今度は鬱蒼と茂った杉林の中、急峻な道を下っていく形になりましたが、これを下りきった所が、氷室の郷でした。
獣避けのネットゲートの紐を外して、集落の中に入り、ゲートを元に戻そうとしていたところ、「そのままにしておいていいですから。」という声が後ろから聞こえ、びっくりして振り向くと、すぐ横の畑に出ていたらしいおじさんが、笑顔で立っていました。
その横では、待ってろと言ったにもかかわらず、なぜかオクターがまとわりついていました。「こら!アカンがな!ああぁぁぁ、すんません・・・。」おっさん慌てておじさんに謝りつつ、オクターを引き離します。いやあ、おじさんが犬嫌いではなくて良かった・・・。
どこから来たんですかと聞くおじさんと少し話しをした後、集落の中を通りつつ、今度は船山方面へと向かいます。途中、氷室神社というのがあったので、ちょっと寄ってみました。
氷室神社前にあった案内板
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氷室跡もあるとここで見たんですが、後戻りする形になるんで
面倒になって見に行くのはやめました
氷室神社
歴史を感じさせる作りです。
ちなみに、上側にある屋根と外側の枠組みは
朽ち果てかけている内側の木造建物の保存をするために
後に作られたもののようで、
屋根はトタンだったりします・・・
氷室神社を出た後も、アスファルトの舗装道をしばらく歩き、集落から外れるくらいの所で、林道となるような左への道へと入っていきます。ここもしばらくは舗装道でしたが、少しして未舗装になり、杉林の中を続いていきました。
途中、木を切るような音がしたのでそちらを見てみると、杉の木の上の方で作業をしているらしい様子が見て取れました。かなり手前の方にバイクが停まっていたので、それに乗ってきた方が、枝打ちの作業をされていたのでしょう。奥深い山での単独での作業は中々大変だろうなと思いつつ、更に杉林を抜けると、それまで軽トラなら走れるような広さだった林道は、また、狭い登山道へと変わっていったのでした。
そんな時、山で拾ったどでかい木をかぶって、ダッシュする犬が現れました。
この木をかぶったまま、オクターは数百メートル、
時にダッシュしたり、時に地面に置いてかぶりまくったりしていました
最終的には、おっちゃんに、
「そんなキチャナイもんかぶったり、
重たいのにかぶってダッシュしてたらアカン!!」と叱られ、
没収され、谷底に捨てられ、凹んでいました。
なお、諦めきれなかったのか谷底に取りに行こうとして
更におっちゃんに怒られていました・・・。
谷筋から再び登りに入り、そろそろ船山に近いなと言う所で、分岐に出ました。
分岐にあった案内板
右が氷室方面、左が秋葉山・京見峠方面
画面右にある白いのが上記案内板
右が秋葉山・京見峠方面、左が秋葉神社・尺八池方面
まっすぐは船山方面、右下方向へ行く道が秋葉神社・尺八池方面、
右手前へ登る道が秋葉山・京見峠方面
僕らは船山方面へと向かいます。
しばらく歩くと、船山頂上へと向かう左へ登る道があり、そこそこ急な直登系の道を登り切ってしばらく行くと、眺望もない雑木の中に、頂上の案内板が多数掲げてありました。ここが船山山頂のようです。
船山山頂
多数の頂上案内板
幼稚園児とかも登ってきてるんですね
しかしみんな、アイデンティティーの証明が大好きやなあ・・・
そしてこの頂上から少し下がって行くと、五山送り火の舟形で有名な、船山火床の上部に出てくるのです。で、ここで無粋な看板を発見・・・。その要旨は「船山は、五山送り火の火床のある神聖な山で私有地です。保全の為、今後の立ち入りを全面禁止します。 許可無く侵入した場合は警察などへ通報するなどします。」というもの・・・。
景色がいい故に、ピクニックをする人や登山者などが、ここで昼食を食べたり、果てはバーベキューなどをしたりして、ゴミを捨てたり、山を荒らしたりしたのかもしれませんが、私有地とは言いえかなり心の狭い対応で、これを見た時には正直かなりがっかりしました。
という事で、船山からの景色を見た後は、登山道を戻ってゴルフ場方面へ降り、登山道から普通の舗装道へと戻り、ちょっと歩いた所で、公道でありながらその脇に、「犬の散歩禁止。」という思い切り自分本位目線のある「寺」の看板を見つけて、「何じゃそら!仏の道を説くものの書くこととは思えん!!」と再び嫌なものを感じたりしながらも鴨川まで出たところで、ちょうど車で外出していてもうすぐ家に戻るというおばちゃんから、山歩きの様子を伺う電話が入ってきたので、街中のアスファルトをずーっと歩くのも疲れるので途中で拾ってもらうことにして、上賀茂神社を過ぎ、もうしばらく進んだ所で拾ってもらい、ラストはまた車に乗って、うちへと帰ったのでした。
12時頃出発し、10キロほど歩いての時間が16時位で約4時間。途中舗装路や終盤が舗装路だったことや、山道にもあまり高低差がなく、比較的フラットな感じだったために歩きやすかったこともあって、今回はそんなにはきつくない山歩きでした。
ただ、オクターは行き帰りに車に乗せられたことや、一日あけての再びの山歩きだったこと。そして山歩きの時は常に全力投球で、はしゃぎ、ダッシュし、遊びたくることもあって、今回もがっつり疲れ、帰って早めのご飯を食べた後は、またぐっすり眠りについたのでした。
おやすみわーん
オクター、あとどんだけ山にいけるかわからんけど、また行こな。お疲れさん!!
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| 2012-03-28 | オクター日誌 | Comment : 0 | トラックバック: : 0 |
オクター車でヨダレダランダランになる - 2012.03.26 Mon
オクターと久々に長めのドライブに行きました。
オクターはちょっと車が苦手。おっちゃんがパラグライダーに行く時に、人でも酔いそうなハードな山道に乗せて行って何度か車酔いをして気持ち悪くなったのがトラウマになってしまったのか、今ではかなり大きくなり、車にも結構慣れて、そんなに気持ち悪くはなっていないようなのですが、車に乗ると、動いてもいないのにヨダレダラーンになります。
そして、乗っている最中も、後ろ見るなって言ってるのに後ろ見たり、座っとけっていうのに立ってたり、寝とけっていうてるのに無理に起きてたりして、更にヨダレダランダランになっていくのです。
という事で、今回も、途中途中でヨダレ拭き拭き、たまに窓開けてちょっと顔出して、出てるヨダレおっさんの車の窓からドア下まで、風に飛ばしながらツーっと垂らしまくったりして、とある公園まで行きました。
そこで、おっちゃんとキャッチボールしたり、ボール追いかけてダッシュしたり、木をかぶったり、かなり遊んでからまた車に乗って、ヨダレダランダランたらしながら、今度はちょっと疲れたのもあって、おっちゃんに、綺麗な景色が見える出と言われても窓の外を見ることもなく、グーグーねんねしながら帰ったのでした。
しかし、家に到着して車停めて、「オクター、家着いたで!」って言うた後に出るごっついヨダレ、あれなんやのん?オクター。
ほんま変わってるな、お前・・・。
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オクターはちょっと車が苦手。おっちゃんがパラグライダーに行く時に、人でも酔いそうなハードな山道に乗せて行って何度か車酔いをして気持ち悪くなったのがトラウマになってしまったのか、今ではかなり大きくなり、車にも結構慣れて、そんなに気持ち悪くはなっていないようなのですが、車に乗ると、動いてもいないのにヨダレダラーンになります。
そして、乗っている最中も、後ろ見るなって言ってるのに後ろ見たり、座っとけっていうのに立ってたり、寝とけっていうてるのに無理に起きてたりして、更にヨダレダランダランになっていくのです。
という事で、今回も、途中途中でヨダレ拭き拭き、たまに窓開けてちょっと顔出して、出てるヨダレおっさんの車の窓からドア下まで、風に飛ばしながらツーっと垂らしまくったりして、とある公園まで行きました。
そこで、おっちゃんとキャッチボールしたり、ボール追いかけてダッシュしたり、木をかぶったり、かなり遊んでからまた車に乗って、ヨダレダランダランたらしながら、今度はちょっと疲れたのもあって、おっちゃんに、綺麗な景色が見える出と言われても窓の外を見ることもなく、グーグーねんねしながら帰ったのでした。
しかし、家に到着して車停めて、「オクター、家着いたで!」って言うた後に出るごっついヨダレ、あれなんやのん?オクター。
ほんま変わってるな、お前・・・。
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| 2012-03-26 | オクター日誌 | Comment : 0 | トラックバック: : 0 |
オクター 昼寝をする - 2012.03.24 Sat
今回は、昼寝をするオクターの画像をお送りしたいと思います。
| 2012-03-24 | オクター日誌 | Comment : 0 | トラックバック: : 0 |
オクター 比叡アルプスをゆく - 2012.03.22 Thu
トイレトレーニングのやり直しで、オクターと行く週一山企画はすっかりご無沙汰となっていたのですが、少しだけトレーニングに成果も出てきたので、まあ、たまにはいいかということで、久々に山に行ってみることにしました。
実は前日に山に行くかとオクターに言っていたものの、予報大外れで結構な雨が降ったために断念。翌日の雨上がり、おばちゃんに「こんな日に山行ったら、またコケるで!(こないだ雪の日におっさんおもいっきりコケてますので・・・。)」と言われつつ、比叡山の中腹から上は、霧と雲でほとんど見えないような状況にもかかわらず、出発しました。
今回のルートは、またも比叡山方面。本当は別のルートを考えていたのですが、雨上がりということや、そのルートは出発点まで車で行かないといけないこともあって今回は断念。うちから歩いて行けるルートの王道である比叡山方面となったのでした。
同じ道を通ることをあまり好まないおっさん。今回は、赤山禅院-水飲対陣跡-石鳥居-一本杉方面への道途中から、ニュールートとなる比叡アルプスを通って途中西側の谷へと降り、瓜生さんへと行く尾根道まで上がって、再び比叡山頂方面へ向かい、曼殊院へと降りる道を通って家へ戻るというルートに決定。
石鳥居までは何度も行っているので、おっちゃんもオクターも、もうスイスイです。
ただ、出発してちょっとして、あれほど出る前にして行けって言ったのにもかかわらず、う○こをするオクター・・・。しかし、どんだけ外でするのが好きやねんっていうか、どれほど家でするのをあらがうねんと、おっちゃんあれほど家で何度も何度も時間をかけて促し、声かけしたのにと、がっくり来たのでした・・・。
とりあえず、気持ちを取り直して、赤山禅院横からグイグイと上がっていきます。慣れた道なので結構すぐに水飲対陣跡、石鳥居まで行けました。この日は、日曜ということもあって、雨上がりにもかかわらず、2組程の登山者に会いましたが、いずれも山で犬を見るのは珍しいからか、「お!犬がいるなあ。」とか声をかけてもらい、石鳥居であった一組の方には、「何歳ですか?」と言われたので「もうすぐ一歳です。」というと、「え!?こんなに大きいのに!!」とかなりびっくりされました。
確かに、既に30kg程あるんでもうすっかり成犬サイズで、まさか一歳だとは思われないと思います。ちなみに最近、何度か他の方に年齢を答えて、驚かれるということがありました。まあ自分も、オクターを飼うまでだったら、今の大きさのオクターみたいなのを見たら、明らかに成犬でしかも何年もたってると思ったでしょうし、今現在でもオクター以外の犬だったら、年齢なんか分からんとも思いますし・・・。
「まあ、カラは大きなってても、なんだかんだで精神的にはまだまだ子供やもんなあ、オクター。」などと思いつつ、けど一方で、「最初来た時はあんな小さかったのに、確かにこんなにも大きなったもんなあ。けど、ずーっと一緒におるから、大型犬っていう感覚が自分にはあんましないなあ・・・。インディーさんの倍位の大きさやのに・・・。」等とか思ったりして、更には「もうすぐおらんようになるんやなあ・・・。山に一緒に来ることもなくなるんやなぁ。」と少し寂しい気持ちになったりしながら、石鳥居でしばし休憩し、比叡アルプスへと向かう為に、一本杉方面への道を歩いて行きます。
前回、この道を歩いた時は、すっかり雪に覆われて、一面真っ白だったのですが、この日は雪など全くなく、濡れて若干ぬかっているところもあるような雨上がりの道になっていて、全く様子が違いました。更には、霧がかかって遠くを見渡すことなど全くできない状況で、眺望など全然期待できないありさま。なお、その湿気の凄さは強烈で、歩いているだけですっかり髪の毛が濡れるような状態でした。
そんな中ではありましたが、ずんずん進んでいくおっちゃんとオクター。しばらく歩くと分かれ道らしきところに出たので、周辺を確認してみると、ちょっと分かりづらいながら、石鳥居・一本杉と書いた案内板を発見。ここが比叡アルプスへの入り口だろうという事で、そちらに向かって歩いていったのでした。
しばらくすると、尾根道は花崗岩礫で形成されたものになり、道の下の方には、花崗岩が露出したらしい岩なども見えてきました。
むき出しになっている花崗岩らしい岩
この日は、デジカメを持っていったのもかかわらず
写そうと思ったら、「メモリーカードがありません」の表示
完全なアホさを晒しました・・・。
という事で、今回の写真は携帯のカメラで撮っています。
カメラを向けると最近よそ見をするオクター
こっちを向けっちゅうねん!
こちらが無理やりカメラ目線にしようと近寄っていっても・・・
ぷいっ
どんだけ意地悪いねん!!!
この道、比叡アルプスと呼ばれているらしいのですが、確かに上記画像の様に岩がむき出しになったりしているところもあってアルプスっぽいと思えるところもあり、(とか言いつつ、アルプス行ったことないんですが・・・。)中々おもろい名前のつけかたをする人がいるなあと感心したのでした。なんかこんな名前がついてると、つい行ってしまいたくもなりますしね。
なおこの道、結構踏み跡もあり、またマウンテンチャリが走っていた跡なんかもあって分かりやすいですが、僕の場合は、比叡アルプスに入ってしばらく行った所で、(確か5分程だったと思います。)真っすぐ行けるところと右に曲がれるところがあり、そこでちょっと真っすぐ行ってしまいそうになりました。
まあ、しばらく行くと踏み跡もなくなり、歩きづらいのですぐに気づき、正解の右へ行く道に行ってしっかりした踏跡を確認し、すぐに間違っていたことに気づきましたが・・・。
そんな訳で、花崗岩砂礫で形成された、時に雨風に侵食され、深くえぐれたりして「これは数千年・数万年後の更なる侵食による形状の大きな変化が予測できる感じやなあ。」と思わせる、中々見た目の面白い道をさらに歩いて行き、途中大きな花崗岩なども見ながら、徐々に霧が晴れてきた中で、京都市街が見える場所までやって来ました。
砂礫で覆われた道
大きな花崗岩
ここで、沢の音も聞いた僕は地図を見て、山中あたりまで行かずに、瓜生山方向に戻るためには、沢に降りて再び上がることが必要だと確認し、このあたりから降りた方がいいのではないかと思い、踏み跡はない尾根筋をちょっと沢へ向かって降りていったみたのでした。
しかし、途中から非常に斜度がきつくなり、藪こぎ状態で降りていくにはリスクが高すぎると思ったおっちゃんは、今までこういった道を無理やり進んでは、その後散々苦労して学習したこともあり、さっさと元の道に引き返したのですが、これが全くというか、まあ当たり前というか正解で、しばらく行くとちゃんと小さな案内標識に、北西方面と書いたものを見つけ、再びしっかりと踏み跡のある道を下りながら、地蔵谷分岐と言われるところまで降りていったのでした。
ここ地蔵谷分岐あたりで、ネットで比叡山関連を調べているとよく出てくる、朽ち果てた木の橋を発見しました。
パラグライダーなんていう危ないもんをやっているのにもかかわらず、(というかそんな危ないことを平気でやってるからかもしれないですが)危機管理能力の低いおっちゃん、この橋を渡ってみようとしたのですが、さすがに一歩渡ってその危険度に気づき、やめてちゃんと下の沢を渡って向こう岸に行ったのでした。
ちなみに、オクターは橋をこわごわ渡るおっちゃんを見ることもなく、勝手に下に降りて行って何故か沢に入ってバシャバシャして喜んでいましたが・・・。アカンがな、オクター!!
なお、この地蔵谷分岐は、そのまま沢筋を降りていくと地蔵谷へ。また、沢筋を登って行くと石鳥居へと行く道になっているようで、ここにはいくつか案内標識などもあり、比較的分かりやすい状態になっていました。
僕らは、沢筋のどちらの道にも行かず、案内板にもう一つ書いてあった、瓜生山方面へと登っていく結構な斜面にある道を途中「オクター、チョット待ってくれ~。」と休みながら登り、尾根に上がった所には、京都一周トレイルの標識No.63がありました。
再び比叡山山頂方向へと向かい、すぐに標識No.64に到着。ここから広い林道を降りていくと曼殊院に行けるのですが、以前通ったことがあるので、この日は更に山頂方面へ登っていき、標識No.65のところから、曼殊院へと下る道を選択。
しかし、この道がマイナーだけあって中々ハード。斜面はけっこう急、また、道は荒れていて、花崗岩砂礫系の道が途中で崩れていたりして危ないところも。まあ、注意していればそんなにメチャクチャ危ないとまではいかないので、特に大きな問題もなく、無事曼殊院に到着しました。
相変わらずカメラを向けると横を向くオクター
やっとましなんが撮れた!と思ったら
どんだけ体やらかいねん!!
どこまで横を向いてるねん!!
どんだけ嫌そうな顔をするねん!(苦笑)
マイナーな登山道を下る途中で見つけた
仙人の住処
っていうか見事なまでに侵食された花崗岩
という事で、霧で眺望はほとんどなかったものの、比叡アルプスの京都の山々ではあまりない見た目をかなり楽しめた山歩きとなりました。
オクターは久々の山歩きですっかり疲れたのか、家に帰って軽くシャワーを浴びて乾かしてもらっい、ちょっと早めにご飯をもらった後は、もうグーグー爆睡していたのでした。
アウトドア 登山用品
実は前日に山に行くかとオクターに言っていたものの、予報大外れで結構な雨が降ったために断念。翌日の雨上がり、おばちゃんに「こんな日に山行ったら、またコケるで!(こないだ雪の日におっさんおもいっきりコケてますので・・・。)」と言われつつ、比叡山の中腹から上は、霧と雲でほとんど見えないような状況にもかかわらず、出発しました。
今回のルートは、またも比叡山方面。本当は別のルートを考えていたのですが、雨上がりということや、そのルートは出発点まで車で行かないといけないこともあって今回は断念。うちから歩いて行けるルートの王道である比叡山方面となったのでした。
同じ道を通ることをあまり好まないおっさん。今回は、赤山禅院-水飲対陣跡-石鳥居-一本杉方面への道途中から、ニュールートとなる比叡アルプスを通って途中西側の谷へと降り、瓜生さんへと行く尾根道まで上がって、再び比叡山頂方面へ向かい、曼殊院へと降りる道を通って家へ戻るというルートに決定。
石鳥居までは何度も行っているので、おっちゃんもオクターも、もうスイスイです。
ただ、出発してちょっとして、あれほど出る前にして行けって言ったのにもかかわらず、う○こをするオクター・・・。しかし、どんだけ外でするのが好きやねんっていうか、どれほど家でするのをあらがうねんと、おっちゃんあれほど家で何度も何度も時間をかけて促し、声かけしたのにと、がっくり来たのでした・・・。
とりあえず、気持ちを取り直して、赤山禅院横からグイグイと上がっていきます。慣れた道なので結構すぐに水飲対陣跡、石鳥居まで行けました。この日は、日曜ということもあって、雨上がりにもかかわらず、2組程の登山者に会いましたが、いずれも山で犬を見るのは珍しいからか、「お!犬がいるなあ。」とか声をかけてもらい、石鳥居であった一組の方には、「何歳ですか?」と言われたので「もうすぐ一歳です。」というと、「え!?こんなに大きいのに!!」とかなりびっくりされました。
確かに、既に30kg程あるんでもうすっかり成犬サイズで、まさか一歳だとは思われないと思います。ちなみに最近、何度か他の方に年齢を答えて、驚かれるということがありました。まあ自分も、オクターを飼うまでだったら、今の大きさのオクターみたいなのを見たら、明らかに成犬でしかも何年もたってると思ったでしょうし、今現在でもオクター以外の犬だったら、年齢なんか分からんとも思いますし・・・。
「まあ、カラは大きなってても、なんだかんだで精神的にはまだまだ子供やもんなあ、オクター。」などと思いつつ、けど一方で、「最初来た時はあんな小さかったのに、確かにこんなにも大きなったもんなあ。けど、ずーっと一緒におるから、大型犬っていう感覚が自分にはあんましないなあ・・・。インディーさんの倍位の大きさやのに・・・。」等とか思ったりして、更には「もうすぐおらんようになるんやなあ・・・。山に一緒に来ることもなくなるんやなぁ。」と少し寂しい気持ちになったりしながら、石鳥居でしばし休憩し、比叡アルプスへと向かう為に、一本杉方面への道を歩いて行きます。
前回、この道を歩いた時は、すっかり雪に覆われて、一面真っ白だったのですが、この日は雪など全くなく、濡れて若干ぬかっているところもあるような雨上がりの道になっていて、全く様子が違いました。更には、霧がかかって遠くを見渡すことなど全くできない状況で、眺望など全然期待できないありさま。なお、その湿気の凄さは強烈で、歩いているだけですっかり髪の毛が濡れるような状態でした。
そんな中ではありましたが、ずんずん進んでいくおっちゃんとオクター。しばらく歩くと分かれ道らしきところに出たので、周辺を確認してみると、ちょっと分かりづらいながら、石鳥居・一本杉と書いた案内板を発見。ここが比叡アルプスへの入り口だろうという事で、そちらに向かって歩いていったのでした。
しばらくすると、尾根道は花崗岩礫で形成されたものになり、道の下の方には、花崗岩が露出したらしい岩なども見えてきました。
むき出しになっている花崗岩らしい岩
この日は、デジカメを持っていったのもかかわらず
写そうと思ったら、「メモリーカードがありません」の表示
完全なアホさを晒しました・・・。
という事で、今回の写真は携帯のカメラで撮っています。
カメラを向けると最近よそ見をするオクター
こっちを向けっちゅうねん!
こちらが無理やりカメラ目線にしようと近寄っていっても・・・
ぷいっ
どんだけ意地悪いねん!!!
この道、比叡アルプスと呼ばれているらしいのですが、確かに上記画像の様に岩がむき出しになったりしているところもあってアルプスっぽいと思えるところもあり、(とか言いつつ、アルプス行ったことないんですが・・・。)中々おもろい名前のつけかたをする人がいるなあと感心したのでした。なんかこんな名前がついてると、つい行ってしまいたくもなりますしね。
なおこの道、結構踏み跡もあり、またマウンテンチャリが走っていた跡なんかもあって分かりやすいですが、僕の場合は、比叡アルプスに入ってしばらく行った所で、(確か5分程だったと思います。)真っすぐ行けるところと右に曲がれるところがあり、そこでちょっと真っすぐ行ってしまいそうになりました。
まあ、しばらく行くと踏み跡もなくなり、歩きづらいのですぐに気づき、正解の右へ行く道に行ってしっかりした踏跡を確認し、すぐに間違っていたことに気づきましたが・・・。
そんな訳で、花崗岩砂礫で形成された、時に雨風に侵食され、深くえぐれたりして「これは数千年・数万年後の更なる侵食による形状の大きな変化が予測できる感じやなあ。」と思わせる、中々見た目の面白い道をさらに歩いて行き、途中大きな花崗岩なども見ながら、徐々に霧が晴れてきた中で、京都市街が見える場所までやって来ました。
砂礫で覆われた道
大きな花崗岩
ここで、沢の音も聞いた僕は地図を見て、山中あたりまで行かずに、瓜生山方向に戻るためには、沢に降りて再び上がることが必要だと確認し、このあたりから降りた方がいいのではないかと思い、踏み跡はない尾根筋をちょっと沢へ向かって降りていったみたのでした。
しかし、途中から非常に斜度がきつくなり、藪こぎ状態で降りていくにはリスクが高すぎると思ったおっちゃんは、今までこういった道を無理やり進んでは、その後散々苦労して学習したこともあり、さっさと元の道に引き返したのですが、これが全くというか、まあ当たり前というか正解で、しばらく行くとちゃんと小さな案内標識に、北西方面と書いたものを見つけ、再びしっかりと踏み跡のある道を下りながら、地蔵谷分岐と言われるところまで降りていったのでした。
ここ地蔵谷分岐あたりで、ネットで比叡山関連を調べているとよく出てくる、朽ち果てた木の橋を発見しました。
パラグライダーなんていう危ないもんをやっているのにもかかわらず、(というかそんな危ないことを平気でやってるからかもしれないですが)危機管理能力の低いおっちゃん、この橋を渡ってみようとしたのですが、さすがに一歩渡ってその危険度に気づき、やめてちゃんと下の沢を渡って向こう岸に行ったのでした。
ちなみに、オクターは橋をこわごわ渡るおっちゃんを見ることもなく、勝手に下に降りて行って何故か沢に入ってバシャバシャして喜んでいましたが・・・。アカンがな、オクター!!
なお、この地蔵谷分岐は、そのまま沢筋を降りていくと地蔵谷へ。また、沢筋を登って行くと石鳥居へと行く道になっているようで、ここにはいくつか案内標識などもあり、比較的分かりやすい状態になっていました。
僕らは、沢筋のどちらの道にも行かず、案内板にもう一つ書いてあった、瓜生山方面へと登っていく結構な斜面にある道を途中「オクター、チョット待ってくれ~。」と休みながら登り、尾根に上がった所には、京都一周トレイルの標識No.63がありました。
再び比叡山山頂方向へと向かい、すぐに標識No.64に到着。ここから広い林道を降りていくと曼殊院に行けるのですが、以前通ったことがあるので、この日は更に山頂方面へ登っていき、標識No.65のところから、曼殊院へと下る道を選択。
しかし、この道がマイナーだけあって中々ハード。斜面はけっこう急、また、道は荒れていて、花崗岩砂礫系の道が途中で崩れていたりして危ないところも。まあ、注意していればそんなにメチャクチャ危ないとまではいかないので、特に大きな問題もなく、無事曼殊院に到着しました。
相変わらずカメラを向けると横を向くオクター
やっとましなんが撮れた!と思ったら
どんだけ体やらかいねん!!
どこまで横を向いてるねん!!
どんだけ嫌そうな顔をするねん!(苦笑)
マイナーな登山道を下る途中で見つけた
仙人の住処
っていうか見事なまでに侵食された花崗岩
という事で、霧で眺望はほとんどなかったものの、比叡アルプスの京都の山々ではあまりない見た目をかなり楽しめた山歩きとなりました。
オクターは久々の山歩きですっかり疲れたのか、家に帰って軽くシャワーを浴びて乾かしてもらっい、ちょっと早めにご飯をもらった後は、もうグーグー爆睡していたのでした。
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| 2012-03-22 | オクター日誌 | Comment : 0 | トラックバック: : 0 |
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